遺産相続コラム

生前対策

相続と教育資金贈与

夏休みや冬休み、連休等で帰省した際に家族が一堂に会することも多いでしょう。 せっかく親族が顔を合わせる貴重な機会だからこそ、ぜひ相続について話し合っておきたいものです。 いざというときに、慌てたり困ったりしないように、あ …

ペットと相続について考えてみた

家族同様に暮らしているペットと相続について考えてみました。 私達夫婦には子供がいませんでした。 長年連れ添った夫にも、昨年先立たれました。 そんな私達には、子供の変わりにペットの犬、猫、亀3匹の家族がいます。 夫を亡くし …

相続放棄と相続分の放棄の違い

父親が死亡し,相続人は母親Aと長男B(相談者)・長女C・二男Dの合計4人です。相談者は生前父親から自宅購入時に贈与を受けているので、父親(被相続人)の遺産である「不動産」・「預貯金」・「株券」を相続する意思はありません( …

生前贈与された財産は相続税の課税対象にならないのですか?

Q:生前贈与された財産は相続税の課税対象にならないのですか? A:相続開始前3年以内の贈与財産や相続時精算課税の贈与財産は課税対象になるので、相続税の計算で足し戻す必要があります。 相続財産額の計算の流れ 相続税がかかる …

生前の口約束しかない場合の相続相談

半年前に亡くなられたお父様(被相続人)の相続についてのご相談です。相談者には兄がおり、相談者の母も約10年位前に既に亡くなられています。 兄は音楽の道に進みたいということで、レッスン費用・音楽大学の学費・楽器代や衣装代等 …

遺産の贈与事実の証明を忘れない

相談内容 先日、夫が亡くなり相続財産を調べたところ、妻名義の預金1000万円がありました。この預金のルーツをたどったところ、10年以上前に作られたものとわかり、 「贈与税は時効」と考え、相続財産から除外して申告しました。 …

遺言を使えば、どのように遺産を分けてもかまわないのですか?

当センターでもよく質問に来られるのが、遺言を使えば、どのように遺産を分けてもかまわないのですか?という質問です。 結論から申しますと問題ありません、ただし、最低限の相続分である「遺留分」を侵害しない内容にしておく方がよい …

次男の借金と相続について

私は現在80歳を目前に、身の回りの整理を始め遺言書の作成も検討しています。 私は小さいながらも工務店を経営し、地道に働いて来ました。コツコツと貯めた私の総資産は不動産や株、マンション経営と5億円は下りません。 妻にも先立 …

相続で生前贈与分は相続財産に含める?

遺産分割の対象となる財産や協議に参加する相続人の範囲が確定すると、いよいよ遺産分割協議の開始です。 協議といっても基本的には身内同士の話し合いですから、感情に流されがちになります。協議がお互いに譲り合う精神でいい方向に働 …

配偶者特別控除について

私には、結婚して25年になる妻がいますが、既に子供も親元を離れて,現在2人暮らしです。定年を間近に控え、私は長年の夢であった海外移住を考えていますが、妻は猛反対で,離婚の話まで出ています。 私は夢を諦めきれない事から、し …

生前贈与は相続財産にふくまれるか

遺産分割協議を行う中で,一部の相続人が,故人から,生前,若しくは遺贈によって現金や不動産等の贈与を受けていた場合,その生前贈与が争点になることがしばしば見受けられます。そこで,今回は生前贈与についてご説明させていただきま …

もし養父が,亡くなったら・・・

相談者は,妻のご両親と養子縁組をしており,その父親(養父)が亡くなった場合の,相続についてのご質問を頂きました。 家族構成は,養父・養母・妻(長女)・相談者(長男)他兄弟はいません。 1 養母がお金にうるさく相続が発生し …

生前のうちに準備しておきたい相続対策

※こちらの記事の内容は法改正により一部変更された内容が記載されている点があります。 修正された内容はコチラ「相続法の改正で、変更されたポイント」をご覧ください。 円満な親族関係だったにもかかわらず,相続を機に仲違いしてし …

母名義の不動産を,孫に相続させることができますか?

母が死亡し,母名義の不動産を直接,孫である長男の子に相続させたいと思っています。そのような不動産移転登記を行うことができますか。(父は既に他界,子供は3人兄弟で健在です。) 1 まず誰が相続人になるか 相続とは,相続人に …

相続人のひとりが生前贈与を受けていたときは?

この度,父親が亡くなりました。母親は,既に他界しているため,法定相続人は兄弟3人です。なお,相続財産の総額は2500万円でした。 しかしながら,相続人の一人である長男は,自身の新居を購入した際,頭金として父親から500万 …

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