遺産相続コラム

相続手続き

相続放棄はいつまでにすればいいのでしょうか?

ご質問 先日、消費者金融から突然連絡があり、「あなたの父親は、弊社から300万円を借りたまま、昨年の9月に亡くなりました。あなたは相続人ですので、300万円を返済する義務も相続することになります。」と言われてしまいました …

認知症の父の名義の不動産を売るには?

親名義の不動産の売却についての相談が比較的多いので、その手続きについて説明したいと思います。 1.親自身が契約できる状態にあるか? 当然のことながら、不動産所有者は親ですので、売却するためには、本人(親)に売却する意思が …

自分で遺言書を作る場合の注意点

※こちらの記事の内容は法改正により一部変更された内容が記載されている点があります。 修正された内容はコチラ「相続法の改正で、変更されたポイント」をご覧ください。 遺言書にはいくつかの方式がありますが、その中で最も手軽なも …

音信不通の相続人がいる場合どうしたらいいの?

【ご質問】 先月、私の父がなくなりました。 母も既に他界していますが、私には兄がいます。 ただ、その兄は10年前に父とケンカし、家を勘当されてしまいました。それ以降は音信不通で、今では生きているかどうかも分かりません。 …

借金のある会社の経営者が亡くなった場合は、生命保険は受けとれるものなのか?

まず、生命保険とは、簡単にご説明しますと被保険者(保険の対象になる人)の死亡または高度障害状態を保険事故として受取人に保険金を支払う事を約束するものです。 ■設例 ○○さんは、生前、奥様△△を受取人とする保険金額5000 …

立て続けに起きた親の相続

※こちらの記事の内容は法改正により一部変更された内容が記載されている点があります。 修正された内容はコチラ「相続法の改正で、変更されたポイント」をご覧ください。 昨年父が他界しました。そして、父の遺産ついてどうするかの話 …

遺言で財産を受け取る人(受遺者)が先に亡くなってしまったら

□この度、父方の伯父が亡くなりました。 伯父は結婚しておりましたが、子がいなく、妻にも先立たれていました。 父方の祖父母も既に亡くなっています。 父は4人兄弟の末っ子で、この度亡くなった伯父は長兄でした。 父は既に5年ほ …

遺産相続に大きくかかわる、遺言の効力とは?

※こちらの記事の内容は法改正により一部変更された内容が記載されている点があります。 修正された内容はコチラ「相続法の改正で、変更されたポイント」をご覧ください。 ■母に将来を奪われる? 両親は私が幼少の頃に離婚しており、 …

相続において借金だと思っていたら、お金が返ってくることもあります

この度、父が急死してしまいました。 母は10年前に亡くなっており、法定相続人は、長女であるわたしと、長男である弟の2人だけです。 父はもともとギャンブルが好きな人でしたので、現金や預貯金などは殆ど残っていません。 一方で …

被相続人の前の婚姻時代の子供や婚外子が相続にかかわってくる場合はどうすればいいでしょうか?

Q: 被相続人の前の婚姻時代の子供や婚外子が相続にかかわってくる場合はどうすればいいでしょうか? A: 前婚の子どもや認知した婚外子は法定相続人です。これらの人を含めて協議しないと遺産分割自体が無効になります。 相続人が …

内縁関係と相続について

私たちの両親は、私と妹が幼少の頃に離婚しています。 私は母に引き取られたため、父とは疎遠になっていたところ、この度、父が病気で亡くなった旨の知らせを受けました。 父は母と離婚した後、10年以上にわたり生活を共にしていた、 …

遺産分割協議で揉めた場合に、裁判所でできること

遺産は相続が開始された時点で、一旦相続人全員の共有となります。その後、遺産の分け方について相続人全員で話し合うのが遺産分割協議です。遺言があった場合でも、遺言書に書かれていない遺産があった場合はそれについて、また遺言に書 …

相続で紛争になってしまった場合の対処方法とは?

Q:紛争になってしまったらどうすればいいですか? A:まず当事者同士の話し合いが必要です。精神論よりも法律にもとづいて考えましょう。 必ずしも弁護士が必要というわけではありませんが、円滑に進むケースもありますので必要なら …

「争族」になる原因とは?

遺産相続において遺産相続とありますが、なぜ揉めるのでしょうか?巷では、それを争族と申します。 そもそも揉めるポイントとは何でしょうか?遺産分割がいろいろな意味で「不公平」だからです。「特別受益」「寄与分」「遺留分」に注意 …

相続対策をどの専門家に相談したらいいでしょうか?

Q: 相続対策をどの専門家に相談したらいいでしょうか? A: 遺産分割対策は弁護士や司法書士、相続節税対策や農政資金対策は税理士、相続手続きは司法書士や行政書士が適任かと思いますが、1カ所ですませられる方法もあります。 …

相続税の節税に生命保険が役に立つと聞きましたが、どういうことですか?

Q: 相続税の節税に生命保険が役に立つと聞きましたが、どういうことですか? A: 現預金で相続するよりも死亡保険金で受け取れば非課税枠が使えるため節税できます。ただ、自分の生活が不安にならないだけの資金を手元に置く必要が …

上手な生前贈与②教育資金の一括贈与、結婚・子育て資金の一括贈与、住宅資金の贈与の使い方は?

Q: 上手な生前贈与②教育資金の一括贈与、結婚・子育て資金の一括贈与、住宅資金の贈与の使い方は? A: 使途が限定される資金の贈与であれば、一括贈与の非課税制度は使う価値がありますが、遺産分割上、不公平になる恐れがあるた …

遺言書の検認が終了しました

父が死亡しました。 相続人は、母と私を含めた3人の子供と、甥っ子(既に死亡した次男の子供たち)2人、合計6人です。 父は自筆で遺言書を残していたので、家庭裁判所で検認の手続きは行いました。遺言書の内容は、「甥っ子Aに全て …

相続財産の分割方法について

※こちらの記事の内容は法改正により一部変更された内容が記載されている点があります。 修正された内容はコチラ「相続法の改正で、変更されたポイント」をご覧ください。 相続財産の分割方法についてのご相談がありました。 相続人が …

遺産分割協議をやり直すことはできますか?

Q:遺産分割協議をやり直すことはできますか? A:相続人全員の合意があればやり直すことは可能ですが、贈与税が課税されてしまう可能性があるので注意が必要です。 〔やり直しが可能な場合〕 遺産分割のために相続人が話し合う遺産 …

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