遺産相続コラム

生前の口約束しかない場合の相続相談

半年前に亡くなられたお父様(被相続人)の相続についてのご相談です。相談者には兄がおり、相談者の母も約10年位前に既に亡くなられています。 兄は音楽の道に進みたいということで、レッスン費用・音楽大学の学費・楽器代や衣装代等 …

受理されなかった相続放棄

過去に受理されなかった相続放棄を再度相続放棄は可能ですか? 昭和61年に祖父が死亡しました。 祖父には、うえから長女、長男、次女、三女、二男の5人の子供がいました。 私は、そのうちの次女の子供にあたります。 今から十数年 …

遺産の贈与事実の証明を忘れない

相談内容 先日、夫が亡くなり相続財産を調べたところ、妻名義の預金1000万円がありました。この預金のルーツをたどったところ、10年以上前に作られたものとわかり、 「贈与税は時効」と考え、相続財産から除外して申告しました。 …

「代襲相続」と「数次相続」の違いにご注意を

数次相続とは? 数次相続というのは、法定相続人が遺産分割協議を行う前に死亡した場合に、別の法定相続人がこの相続権を引き継ぐものです。 例えば、家族として父親、母親、2人の子供がいたとしましょう。 この場合の数次相続とは、 …

相続人が行方不明の叔父の相続について

叔父の相続について 叔父が癌を患い、余命幾ばくもありません。叔父は妻とは離別し、子供が2人いますが、疎遠でどこに住んでいるのか分かりません。 現在、身近な親類は甥である私しかいなく、出来るだけの面倒は見ていますが、私には …

相続放棄の期間を延長する(熟慮期間)事にについて

【相談内容】 この度、父が亡くなりました。 父母は離婚しており、長い間、父とは疎遠になっていたため、父が亡くなった事実は、父方の親戚から、葬儀も四十九日も済んだ後に聞かされました。その際、父が再婚していたことと、後妻には …

揉めない相続の方法で最良な仕方は?

Q:一番もめない遺産分割の仕方はどのようなものでしょうか? A:相続人の状況に応じて具体的な公平さが保たれるような分け方が紛争を起こさない分け方です。特別受益や寄与分を考慮するのは最低限の条件です。 〔家族それぞれの事情 …

相続放棄申述受理通知書をなくしてしまった場合・・・

相続放棄申述受理通知書をなくしてしまいました。 私の両親は共に5年以上前に亡くなりました。どちらも,多額の借金があったため,私は父が死亡した時も,母が死亡した時も,弁護士に依頼して,きちんと相続放棄の手続きを行いました。 …

不在者財産管理人選任・失踪宣告とは?

亡くなった母の預貯金を下ろしたいが、法定相続人のうち1人と連絡がとれず居場所も分かりません。どうすれば手続きをすることができますか? 母親が亡くなり、財産と言えるものは銀行の普通預金と定期預金のみです。 法定相続人は、父 …

疎遠だった親の相続について

先日、とある司法書士の先生から手紙が届き、わたしの実父が亡くなったとの知らせを受けました。 そして、父親の相続については放棄して欲しい旨が書かれていました。 わたしの両親は、わたしに物心がつく前に離婚しており、わたしは母 …

遺言を使えば、どのように遺産を分けてもかまわないのですか?

当センターでもよく質問に来られるのが、遺言を使えば、どのように遺産を分けてもかまわないのですか?という質問です。 結論から申しますと問題ありません、ただし、最低限の相続分である「遺留分」を侵害しない内容にしておく方がよい …

自身の相続分はどうなっているのか?

相続といってもいろいろなケースがあります。 被相続人が亡くなったとき、子も親も兄弟もなく、遺されたのが配偶者一人だけという場合や、配偶者に先立たれ、子供一人だけが相続人になった、という場合などは、財産の「分け前」は問題に …

親の介護などの貢献は遺産分割にどう反映すればいいですか?

とかく感情に流されがちな遺産分割協議ですが、中でも相続人の間で感情的な対立に発展しがちなのが「亡くなった親の介護について遺産分割にどのように反映させるか」という問題です。介護だけではありません。死亡した親が病院に入院して …

自動車の相続について

父が亡くなり、遺産には唯一父名義の車がありました。車が運転できるのは私だけなので、母と相談した結果、名義は私にすることに決めましたが、実際に相続での名義変更について、どのような手続をすればいいのか教えてください。 &nb …

次男の借金と相続について

私は現在80歳を目前に、身の回りの整理を始め遺言書の作成も検討しています。 私は小さいながらも工務店を経営し、地道に働いて来ました。コツコツと貯めた私の総資産は不動産や株、マンション経営と5億円は下りません。 妻にも先立 …

相続における養子縁組について

親の相続が発生して、手続きのために戸籍を確認していたら、自分は実子ではなく養子であることが分かった、とか、相続税対策に孫を養子縁組しておくといい、とか、相続に関するご相談の中で養子についてのご質問を受けることがよくありま …

相続における限定承認について

ネットで「限定承認」というのを見たのですが、どのような手続ですか? そのよう質問が増えております、やはり相続における用語は聞きなれない方が多く、今回は相続における、限定承認は何かをご説明させていただきます。 相続は放棄す …

遺産相続における戸籍の見かたについて

相続において戸籍は絶対に必要です、その際に戸籍の見かたが解らなければ、本末転倒です。 相続手続につきものの戸籍、中々なじみがないものですので、その取り方や読み方をご存じの方は少なく、戸籍には戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍 …

相続で生前贈与分は相続財産に含める?

遺産分割の対象となる財産や協議に参加する相続人の範囲が確定すると、いよいよ遺産分割協議の開始です。 協議といっても基本的には身内同士の話し合いですから、感情に流されがちになります。協議がお互いに譲り合う精神でいい方向に働 …

遺贈も死因贈与も相続税がかかるのか?

■遺贈は誰に対してでもできる 遺贈とは、遺言による財産の贈与のことです。 遺言の制度は、被相続人の生前における最終の意思を法律的に保護し、その人の死後にその実現を図るために設けられているものです。 財産の多い少ないに関わ …

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